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輸入チョコレートの種類

一般的に販売されているチョコレートを種類で分けるといっても、複雑なものです。特に、輸入チョコレート(EU)の種類分け基準については、日本のチョコレート基準と少し違うところがあります。

※詳しくは、こちらをご参照ください。CODEX STANDARD FOR CHOCOLATE AND CHOCOLATE PRODUCTS(CODEX STAN 87-1981, Rev. 1 – 2003)

 

以下に、製菓や製パン用に使われることの多い、主な輸入チョコレート(EU)の種類をご紹介します。 

チョコレート 全固形カカオ分35%以上(内、カカオバター18%以上カカオマス14%以上)
クーベルチュールチョコレート

全固形カカオ分35%以上(内、カカオバター31%以上カカオマス2.5%以上)

油脂分が多く、なめらかでツヤがあり、扱いやすい

※クーベルチュールとは?
もともとボンボン・ショコラのようにセンター中核をカバーする(覆う:英Cover=仏Couverture)ためのチョコレートです

ミルクチョコレートクーベルチュール

全固形カカオ分25%(油脂のないカカオは2.5%未満)以上、ミルク分14%(ミルク油脂は3.5%以下)以上、全脂肪分31%以上。(内、カカオバター31%以上カカオマス2.5%以上)

チョコレートにミルクを混ぜたもの
油脂分が多く、なめらかでツヤがあり、扱いやすい

ホワイトチョコレート

カカオバターにミルクや砂糖を混ぜたもの
(カカオバター=カカオ豆に含まれている油脂分)

フレーバー チョコレートにコーヒーやオレンジなどのフレーバーをつけたもの
プラリネとジャンドゥーヤ

プラリネ:ローストしたアーモンド、ヘーゼルナッツをカラメルで煮詰め、挽いてペーストにしたもの

ジャンドゥーヤ:ローストしたヘーゼルナッツ(ナッツ類)とチョコレートをミックスしたもの

デコレーション他 表面にコーティングしたり、焼きこみや飾りとして使用するものなど
グラサージュ用チョコレート、ドロップチョコ、スプレーチョコなど
カカオ製品 カカオの風味を生かしたもの
カカオパウダー、カカオバター、カカオ豆など